第6回
 -July 1998 from Amsterdam

 こんにちは。日本はもうムシ暑い季節でしょうか。オランダは、まったく今年はどうしちゃったのでしょう。未だに革のコートにマフラーを巻いて歩いている人がいるくらい肌寒く、天気もめちゃめちゃー。はっきりいって、今年はムシ暑くても日本に帰って夏を感じたい気分です。

 ところでここ1ヶ月ほど何をしていたかといいますと、毎日のように、ある最終演奏会を聴きに、学校のホールや近くにある教会、シアターに足を運び、ときにはステージセット係りもやっていました。学校中のありとあらゆる音楽が聴けて、とても楽しかったです。

 ある意味で普通のコンサートよりも演奏者がすごく気合が入っていることがあって、緊張感が伝わって(緊張しすぎちゃうことも--)とても良い勉強になりました。
 でもステージセット係りという仕事は、別の意味で緊張しますね。(責任の重さに) この仕事は私には向いていないし、できればやりたくないナ・・・しかもミキサーまで頼まれたときは、本当にこの私でいいのかと疑いました。

 それにしても、ここがヨーロッパだからなのか、それともこの学校が特別なのか、先生と生徒の距離の近さ(濃さ?)に驚かされました。演奏に感動して目をうるませる人もいれば、生徒を抱きしめたり、試験のコメントで泣き合っている光景を目にして、何か日本にはない風習を感じさせられました。

 1ヶ月ほど前にあったリコーダーのフェスティバルは、面白かったです。3日間でしたが、ルッキ・スターダストカルテットやケースブッケなどリコーダー界で有名な人たちがコンサートを開き、マーケットやコンテストなど盛りだくさんでした。

このコンサートのプログラムはかなりヘビーでした。というのも、どれもしっかり時代や作曲者別に分けられていて、たとえば、中世なら始めから終わりまでの中世ワールドで、聴く者に休みを与えてくれない、とすら感じました。専門にやっている者にはいいかもしれませんが、一般の方にはちょっとキツいかも・・・。

というわけで、後半はコンサートプログラムのご案内です。

(上記のコンサートガイドは、コンセルトヘボウのサイトでご覧になれます。)

この中から私の興味ある物ばかりピックアップしてみます。

8/20.21.22.24
-Beethoven Vierdaagse-
・Cell sonate in g op5 nr.2
・Stringstrio op9 nrs1.2.3
・Piano Quintet Op16 etc

10/25
-Bach and Before-
Andrew Manze viol
J.S.Bach Viool Sonate BWV1023

1999.2/28
-Radio Kamerorkest-
Frans Br u gen / Condactor
Igor Roma / Piano
Voris e - Symphonie in D
Mozart - Pianoconcert in c kv491

2/7
Wilbert Hazelzet traverso
・Telemann
・Vivaldi
・C.Ph.E.Bach etc
私の先生です。凄くいい音なので是非聴いて頂きたいです。




松田あゆみ

 私は大学でリコーダーを専攻し、この4年間様々な形で音楽と接してきました。学校の中で主に接する音楽はバロック音楽と呼ばれるものやクラッシックといったものが中心ですが、世の中にはもっともっとさくさんの種類の音楽があります。民族的なものから、ロック、ポップスなどあらゆる音楽が、私に様々な刺激を与えてくれると思います。
 
 1つのジャンルに凝り固まらずに世界中のいろいろな音楽に対してリコーダーの可能性をみつけられればどんなに楽しいことかと思います。私の選んだ音楽の世界。これからも出会いを大切にして勉強を続けていきたいと思います。そして私を支えてくれる多くの方々へ感謝の気持を演奏という表現で伝えられたら幸せです。

(--リサイタル寄稿より)