第4回
 -Februaly 1998 from Amsterdam

 みなさん、こんにちは。お久しぶりです。 お元気ですか。

私は今年の始めにここへ来て初めて風邪をひいてしまいましたが、もちろん今は元気です。なんだか日本は雪が降ったりと、今年はけっこう寒そうですが、オランダは今年、まだ運河が凍っていないので、去年にくらべて暖かい冬です。運河でスケートをしている人が見られないのは少しさみしいですが....。


特大のリコーダー...

 11月の終わり頃から1月末にかけて、今年は妙に忙しかったです。

何がって---勉強というよりはイベント続きで...!
St.Nicolas Party から始まって友達のバースディパーティ、X'mas にはなんと”ニューヨーク”へ、そしてニューイヤー。
1月末には私の誕生日のパーティ。


 ニューヨークはべつにこれといって音楽的な目的で行ったわけではなく、なんとなくヨーロッパに1年以上暮らしてみて、ここでちょっと違った雰囲気の国の空気を吸ってみたい、自分の英語力も試してみたいという気持ちで一週間、ニューヨークへ友達と行って来ました。そごでまずびっくりしたことはあまりの日本人の多さ! 普段、アムステルダムの町を歩いているとき、フッと日本語が聞こえてくると、”おっ!”と思うのが、ニューヨークではどこを見ても、必ず日本人が目に入るといってもいいくらい!。 もうひとつ、同じ英語でもここまで違うのかと驚かされたこと。 あの大げさな抑揚になれるのには時間がかかりました。

 夜、タイムズ・スクエアを歩いていて、何だかフッと新宿や池袋を思い出してしまいました。そしてオランダで日本食レストランに入るということは大イベントなのが(高すぎて)、ニューヨークにはそこいら中にちょっとした大衆食レストランみたいなお店があるので、思わずうれしくなって、うどんや照り焼き丼、お寿司(お酒もちょっと)食べてしまいました。おいしかったぁ!

 アムステルダムにもかなり日本食レストランがありますが、店構えからして、もう腰がひけてしまいそうなほどかしこまっていて、しかもメニューを見たらまた腰が抜けるほど高くて、ついつい通り過ぎていました。

 道を歩いていてもう一つ驚いたことは、交通事情と車の大きさです。このあいだ、アムステルダムでオペラハウスの前に白いピカピカのリムジンが1台駐車してあったとき、それこそ大騒ぎで、みんな道を渡ってまでそばに寄って物珍しげにのぞきこむ、といった光景が、ニューヨークではとんでもないほど長くて大きな車がそこいら中に走っていて、なんだか気味が悪かったです。

 CDについては、オランダは他の物に比べて高いのですが、ニューヨークでは日本と同じくらいか、それより少し安く買えるので、あちらこちらのCDショップを見て回りました。
天気にはあまり恵まれず、自由の女神を見に行ったときは最悪で、雨と風に吹かれて、とりあえず写真を撮って、すぐに船に戻ってしまいました。(思っていたより小さいので、少しがっかり...)
高層ビルを見たのも久しぶりで、日本で慣れていたはずが、オランダの小さな家ばかり見て暮らしていたせいで、妙にカッコよく見えてしまいました。

 たった一週間でしたが、人の動きや町の大きさ、雰囲気は十分味わいました。
そして、オランダは人はやけに大きいですが、やはり地図で見るとおりの小さな国なんだなあ、と戻ってきて実感しました。古いオモチャのような家、運河、平坦な土地...自由から生まれる光と影の入り交じったこの国、私はかなり気に入っています。 最近、前からとても気になっていたアムステルダムのディスコのゲイナイトというものにも行くことができて、とても満足しています。
鍛えられたボディを見せ会うかのごとく、みんな上半身ハダカんい革のパンツをはいて踊っている姿、しかも男同士、まわりにかまわずイチャついているんです。ここでは男が男をナンパしにくるといった姿も...。(それにしても、なぜゲイの人たちって美男子が多いのだろう?)ますますオランダ、特にアムステルダムが気に入りました。


My room...

 是非、遊びに来て下さい。今回は少し音楽から離れた話ばかりになってしまいました...ごめんなさい。





松田あゆみ

 私は大学でリコーダーを専攻し、この4年間様々な形で音楽と接してきました。学校の中で主に接する音楽はバロック音楽と呼ばれるものやクラッシックといったものが中心ですが、世の中にはもっともっとさくさんの種類の音楽があります。民族的なものから、ロック、ポップスなどあらゆる音楽が、私に様々な刺激を与えてくれると思います。
 
 1つのジャンルに凝り固まらずに世界中のいろいろな音楽に対してリコーダーの可能性をみつけられればどんなに楽しいことかと思います。私の選んだ音楽の世界。これからも出会いを大切にして勉強を続けていきたいと思います。そして私を支えてくれる多くの方々へ感謝の気持を演奏という表現で伝えられたら幸せです。

(--リサイタル寄稿より)