第5回
 -April 1998 from Amsterdam

こんにちは、みなさんお久しぶりです。

日本はもう桜も散って春本番といったところでしょうか。オランダはあちらこちらのお花屋さんに、赤、黄、オレンジ、ピンクと色とりどりのチューリップが並んで、町中とてもカラフルです。観光客シーズンで、いたるところにツーリストバスが止まっていて、道を歩いているとあらゆる国の言葉が飛び交っています。とてもウキウキする季節ではあるけれど、1つどうしても我慢できないことが...。

それは、天気! "Dutch Wether" という言葉があるくらい、この国の天気はとんでもない。今、お日様が顔を出したかと思ったら、その3秒後には雨なんて事はあたり前。あれれもしょっちゅう。しかも今日は風邪が強くてなんだか身にしみる寒さ...今年に入って1日中晴れた日はまだ数えられる程の少なさ。




最近分かりました。なぜ、この国の人々はカサを持たないのかが。雨が降るから”毎日持ち歩こう”というよりは、こんなものを毎日持ち歩くよりは濡れることに慣れてしまって、カサは家に置いて”手ぶらで歩く”という考えの方が賢いからなのだと。---という私もすっかりずぶぬれに慣れてしまって、一度風でカサがこわれて以来、持ち歩いていません。

もともと私は天気によって気分がかなり大きく左右される人間で、あまりにも雨が続くと、なんだかウツ気味。そしてそれに輪をかけて私の普段使っている楽器(リコーダー)も、持ち主に似て雨の日はまったく音が響かず、しょんぼりしています。

だからこの国でお日様が顔を出した日は、もう大変。みんな道ばたに座り込んで日なたぼっこ。カフェもオープンに早変わり。そして、こんな日は学校の練習室もガラ空き。(こんなときに練習してられっかー!) というわけで、天気はだれに文句を言ってもどうにもならないので、とにかく早くポカポカした春が来ないか、と願う毎日。 晴れた日には本当に美しい国だと思います。せめて今月末、うちの両親が来ている間だけでも....。 ヒミツの写真はここ



松田あゆみ

 私は大学でリコーダーを専攻し、この4年間様々な形で音楽と接してきました。学校の中で主に接する音楽はバロック音楽と呼ばれるものやクラッシックといったものが中心ですが、世の中にはもっともっとさくさんの種類の音楽があります。民族的なものから、ロック、ポップスなどあらゆる音楽が、私に様々な刺激を与えてくれると思います。
 
 1つのジャンルに凝り固まらずに世界中のいろいろな音楽に対してリコーダーの可能性をみつけられればどんなに楽しいことかと思います。私の選んだ音楽の世界。これからも出会いを大切にして勉強を続けていきたいと思います。そして私を支えてくれる多くの方々へ感謝の気持を演奏という表現で伝えられたら幸せです。

(--リサイタル寄稿より)