3月にイタリアへ来る人のために


 イタリアも3月になると日も延び、太陽もすっかり暖かく、そと歩きが楽しくなる頃です。

ところで、多くのオペラファンにとって、プッチーニの作品はやはり大変魅力的なものに数えられるでしょう。

 せっかくですから、そんなプッチーニがどんなところで生まれ、どんな環境で作曲していたか、ちょっと覗いてみたくはありませんか?

 ということで、今月は皆さんに”プッチーニの足跡を訪ねる旅”をご紹介しましょう。




 まずは彼が最も愛したという Torre del Lago.

地図の上では Pisa のちょっと上あたり、Viareggio の近くです。ここにはプッチーニ最後の家があり、又、作曲に疲れると彼はここでよく大好きな狩りをして気晴らしをしていたのです。

ここには Massacinccoli という湖があるので、もし天気が良ければそこの貸しボートにでも乗って湖を一周すれば、当時は小村であったという Torre del Lago で彼が狩りをし、作曲をした様子を思い浮かべることができるでしょう。

 また、プッチーニの家は現在は博物館として公開されていて、彼の愛した猟銃や写真、貴重品が展示されています。特に興味深いのは、屋敷内には霊廟があり、そこにはプッチーニと一緒に妻エルヴィラと息子トニオが眠っていることでしょう。 また、ここ Torre del Lago では毎年、プッチーニフェスティバルという音楽祭を開催しています。


 次なるは Lucca です。以前にもご紹介したとおり、ここがプッチーニの生まれた町なのです。
Lucca の Poggio 通りには彼の生家が残っていて、現在は博物館となっています。
ここでプッチーニが生まれたのです。




ここにも彼の遺品が展示されています。
ここで興味深いのは、彼の手書きのオリジナル楽譜、彼のオーバー、そして”トゥーランドット”の作曲に使われたピアノがあることでしょう。

-プッチーニの生家 博物館-

ミミ、トスカなどの生みの親であるプッチーニは、代々音楽家の家系の8人兄弟の7番目として、1958年12月22日、ルッカのチェントロ・ストーリコ、Corte S.Lorenzo のアパートで生まれました。

この家は8部屋からなり、訪問者は、彼の遺品や肖像画、プッチーニのオリジナル自筆譜などをご覧になることができます。 とりわけ Studio di Giacomo の部屋に保管されている、トゥーランドットの作曲に使用されたピアノ、そして彼の数々のオペラのポスターが興味深いでしょう。

開館:10:00 〜 13:00、15:00 〜 19:00 (祝祭日も同じ)
休館:月曜日
料金:Lit.5000  ( 1996年度 )


 ついで、彼の生家の近くには St.Paolino 教会がありますが、プッチーニはこの教会のオルガンで、若い頃にミサの演奏などをしてお金を貰っていた、といいます。

 さてさて、最後にご紹介するのは Celle dei Puccini という小さな町です。

ほんとに小さいので「イタリア全土の地図」などでは見つからないかもしれません。
Lucca の駅からバスが出ていると思いますが、ちょっと田舎なのであまり本数がなく、比較的時間に余裕のある方にお勧めしておきましょう。

ここはの〜んびりとした、静かないいところです。大都市での生活にくたびれた人には特にお勧めですね。

プッチーニの一族、じつはこの Celle の出身で、この町にはプッチーニ家が代々500年にわたって住んだという家があるのです。

”1924年10月26日”、プッチーニは亡くなる一ヶ月前に、Celle のこの家の「碑板の落成式」に出席したのだそうですが、この家も、現在は博物館として公開されています。
ここには”蝶々夫人”の作曲に使用されたピアノなどが展示されています。
写真などの資料は、APT LUCCA
ご好意により掲載許可を頂きました


Grazie ! APT LUCCA


著者 Chiharu