ちはるのイタリア留学 その1

 今回は、イタリア留学を考えている方に、それも特に、イタリアに知人もつても全く無くて困っている方に、何かの参考になればと思い、ちはるのイタリア留学をご紹介しましょう。
 まず、語学についてですが、イタリアに出発する前の語学としては、カタコトのイタリア語会話と多少の英語の知識があれば十分でしょう。(英語は空港で、特に飛行機を乗り継ぐ場合に便利でしょう)
イタリア語は英語、ドイツ語などに比べてヒアリングが楽ですので、現地に入って1〜2ヶ月も語学学校に通えば、普通の生活に困らない程度の語学はついてしまいます。とはいえ、事前に基本文法は頭に入れておいた方がいいでしょう。

 さて、イタリアに知人もつても全く無い場合どうするのか。とりあえず、語学学校に入ってしまえばいいのです。はじめてのイタリア、不安なものですが、語学学校にはいってしまえば普通、アパートなども全て語学学校が世話をしてくれるはずです。(語学学校に関しては、ダイヤモンド社刊の『成功する留学』 - イタリア留学を参考にするとよいでしょう)そしてイタリアの生活に慣れてきたら、現地で情報を仕入れて自分の好きなところ、又はプライベートでレッスンをしてくれる先生を見つければよいのです。

 気になるのはビザですが、イタリアは3ヶ月以内だったら必要ありません。といっても、音楽を勉強するのに3ヶ月はちょっと短すぎますね。(夏期講習などの短期の場合はもちろん問題ない)
当初、1年ぐらいのイタリア留学を考えていた私は、3ヶ月ごとにイタリア国外に出ては、観光ビザを取り続けていたのですが、骨の折れそうな話で、あまりお勧めできません。やはり、事前に自分の気に入った語学学校か又はコンセールヴァトリオなどを見つけて、『学生ビザ』を取ってから出発するのがまともな方法だと思います。

 イタリアにはコンセールヴァトリオと呼ばれる国立音楽学院が52校ほどあります。国立なので費用はとても安いはずです。イタリアに音楽留学する一番確実な方法は、これらのコンセールヴァトリオに入学する方法だと思います。東京にあるイタリア大使館で、それに関する資料が手に入ります。
 しかし、これにも1つ落とし穴があります。というのは、現在、この52あるコンセールヴァトリオ全てが素晴らしい学校とは限らないからです。特に声楽の場合、自分とうまく気の合う先生に必ずしも巡り会えるとは限らないのです。(編集部注:特に自分の声の質に合った先生を見つけるまでが大変です。自分で思っていたのとは違う方向が良い、と言われて悶える日々が続いたりします。下宿のおばちゃんの声の方がずっと良かったりして...)

 余談ですが、ここイタリアでも、コンセールヴァトリオを経てディプロマを取っても、仕事が無くふらふらしている人は多いのです。もちろん、コンセールヴァトリオ終了後、プライヴェートのレッスンを受けて、勉強を続けている人もいます。又、特に声楽の場合、将来性???の音楽だけを勉強するのも...と考えてか、普通大学に通いながらプライヴェートで歌を勉強しているイタリア人も結構います。ここイタリアでも、クラッシック音楽で食べてゆくのはなかなか厳しいようです。

 さて、ちょっと息抜きにパスタのお話をしまして、次回としたいと思います。
次回はプライヴェートで先生につく場合、どのように見つけたらよいか、”ちはる風先生探し”です!


パスタ。 イタリアと言ったらやっぱりパスタ!

 日本では離乳食の基本は”おかゆ”ですが、イタリアでは離乳食ももちろん、”パスタ”なのです。
ただし、離乳食に使われるものは、普通、パスティーナ(小さいパスタ)と呼ばれるものですが。そのパスティーナも、子供が喜びそうなお星様の形やリングなど、形も豊富です。

 日本でもちょっと昔、イタメシとか言ってイタリア料理がはやりましたが、イタリアでは今、逆に一部の人々の間で『豆腐や大豆などの自然食品が体にいい』とかで、日本の食品などが取り上げられています。
そんな訳で、キッコーマンのお醤油などは、日本で買うのと比べたらもちろん割高ではありますが、スーパーマーケットなどで簡単に手に入るのです。豆腐や味噌などのたぐいも、町を探し歩けば結構手に入るものです。お米ももちろん、手に入ります。イタリア人もお米は大好きです。リゾットなどは日本でももう有名ですよね。ただし、ササニシキなどは残念ながら、イタリアではまだ見たことないですけど。

 ところでこのパスタ、みなさんはどういう風にして召し上がっていますか?
ミートソース、ボンゴレ、ペスカトーレなどなどきっとバラエティーに富んでいることでしょう。その手のものは料理の本におまかせするとして、今回はみなさんにパスタの超手抜き料理?をご紹介しましょう。
 実はこれ、私が「あ〜あ、今日のお昼は何にしようかなあ。」などと1人でぶつぶつ言っている時に、主人に教えて貰ったものなのです。超簡単で、その割に結構いけるのです。まぁ、だまされたと思って一度試してみて下さい。

 まず、大きめのナベに水を湧かします。湧いたら小サジ1杯ほどの塩を入れます(これは忘れないで下さい。入れたのと、入れないのでは不思議とひと味違うのです)。そしたら人数分のパスタをナベに入れます。これはもちろん、普通のスパゲッティでもいいですし、ペンネなど何か形の変わったものも食欲をそそって良いかも知れません。そしてパスタがくっつかないよう、時々かきまぜます。

 好みの堅さに茹で上がったら水を切ります。これは最後の一滴までしっかり切らないのがポイントです。かるーく水を切る、といった感じです。そしてお皿に盛ってバターを乗せ、粉チーズをたっぷりかけて、出来上がり〜〜。
どうでしょうか。「こんなの料理じゃないっ!」と叱られてしまいそうですが、ちょっとお腹の空いたときなど、料理の苦手な人にも簡単でしょう?



著者 Chiharu